唐沢岳 幕岩
2001年10月6日〜8日
本多・日置(記録)・中野・八尋
10/6,7,8と唐沢岳幕岩に行って来ました。福島の大半の方はすでに体験されて居ますが、今回の参加者は全て初陣です。(本多、中野、八尋、日置)。前回もやや珍道中?ぎみとお聞きして居ます。石山/安東Pやボクちゃんの面白武勇伝?は何回か聞かされて居ます。だが今回、負けず劣らずの名(迷)活躍をしてきました。先ず=真面目にです=今回山行願望として、広島ルートに手を付けて見たい。核心部A3の1ピッチ目が登れたら最高。最悪登れなくともぶら下がった記念写真だけは、撮って帰ろうという考えでした。今回も「ややナメテ?」?て、登山道位分かるだろうと、経験者に詳しく聞いて居ませんでした。反省反省。片やガイドブックは、ほぼ暗記する位読みましたが、、。ダム下から大町の宿までの時間記載は有りません。2時間ほどと見積もり、それにやや余裕を見て昼頃到着と計画書には書きましたが、正に其の通りに成って仕舞いました。取り付き迄の概念図ではA沢B沢C沢が5ミリずつ均等に離れて書かれて居ます。しかし実際3沢の合流点は、ほぼひとつ、と成っています。此処を確定するまでにC、D沢を(其れすら確定材料?無し)、少し登り偵察、近辺に滝(ワシの滝らしき)は一つだけと言う事で断定しました。参考までにD沢にも100メートル上流に快適な岩小屋が有りますヨ。まずこの辺でのウロウロ(迷)が予定外、迷点パート1です。B沢を詰め正面壁の下に出る。対岸に岩小屋を発見、快適そうだ。取り合えず基地とする。紅葉、黄葉が秋光を浴び目に染みる美しさ。今が見頃の最適期。天気は快晴、適温。最高のクライミング日和です。一休み、食事をしながら全体を見る。登攀者は1Pのみ。絶好の条件なのにガラ空き、何故だ?。最近アルパインは低調なのだ?。大ハング発見、あれが京都/広島のルーフだろう。見上げると壁全体の、中程〜やや下に見える。取り付き迄は簡単に行けそうに見えた。概念図と対比し取り付き点へ行く事とする。支沢を登り大町の宿も確認。左手側に伸びる広島行き踏み跡を全員で探すが見当たら無い。概念図は正確でない!。との前提で更に前進。行けども行けども左手側に踏み跡らしきは無い。(後から気付くのだが=右稜のコル着)広場より左に伸びる踏み跡発見。此処が広島/京都ルート取り付き点と思い込む。此処からが迷点パート2。岩壁や急斜面の木をかき分け超難路を前進する。ルートでないことは確か。ルーフを目指し、更に前進を試みるが急登、脆い。で遂に前進困難となる、断念。懸垂で下降し原点復帰。途中八尋君、突然道から!姿消える。転落だ!。肝を冷やしたが5メートル下から本人の笑い声。無事の返事に皆安堵。かすり傷は負ったが行動に問題ない旨に、皆ホッとする。まだ間違って居るとは思わず、更に前進を試みる。ロープ必要な壁だ。おかしい?此処で間違いと認識、確保し登って見て其れを確信する。此処は下降路だ。上に見えるドームは右稜の頭。全体を見渡しやっと現在地を確認する。良く取れば?これも勉強の内?と、自己納得。取り付きで何時間もロスをし、本日の登攀予定は断念せざるを得ない。図によると、大町の宿付近に踏み跡有る筈、その発見に全力を注ぎながら下降開始。しかし明瞭な踏み跡は遂に発見出来ず、?気分で、テン場着。偵察により意せずして、大凹角の取り付きが確定出来たのがせめてもの救い。晩は宴会モード。無数の星空。明日も晴天間違いなし。早々に岩小屋で就寝。7日(日)は大凹角を攀る。Pは我々の貸し切り。今回、幕岩全体でも3〜4パーティだ。例により本多女史が先陣を切る。ムム?!女史が進めない!。ルート間違いかと図を見るが間違いでは無い様だ。私も左手ハング辺を偵察するがピン連打はない。登攀中の凹角部が唯一ルートらしい。濡れている上に、A1と有るが1ピン分抜けて?居り、アブミが続か無い。ホールドの無い垂壁。思案後本多女史、フリークライマーの本領発揮、フリーで1ピン分登る。サ〜スガ〜、一流クライマー!と皆感心。後続者のために残置して貰った事は言うまでも無い。以後洞穴テラス〜ボサテラス(私は此処の寸前で直登を試み、可成り難儀した。)〜ルンゼスラブ〜3級スラブ〜樹林帯〜凹角下部着。その後右壁のボルト連打ルートを登る。ルート図の解説と合わない所から、右稜山嶺ルートへ移行したようだ?。なかなか快適な?ルートだった4級+は有るカナ?。懸垂支点の左5メートルに出て終了。中野/本多Pはド―ム頂点まで行ったが、八尋/日置Pは此処で終了。懸垂に懸かる。支点は訳が分からぬ程残置スリングが絡み会って居た。3P目回収不能、中野さんシャントで登り返す。その後結び目通過技を披露。結果時間が掛かって仕舞った。実は大凹角、早めに終了し広島を見に、うまく行けば1ピッチ登る予定を立てて居た。昨日下見で確認した懸垂下降路の最終ピッチを、中野氏見過ごし、更に下降して仕舞う。再びシャントで登り返す羽目と成る。XXパート3。ますます予定時問超過。広島は無理?と成る。明日(帰阪日の)朝一、行こうと本多氏提案。時間が無いから無理と中野氏。私は本多氏案。中野氏朝5時発9時帰還案で妥協。今、タ方4時、現在地より広島取り付き迄、大町の宿経由しないで、直接岩場をトラバーするルートで行こう、と偵察行き決定。兼、明日スピードアップの為フィックスする事とする。時間が無い。速行動開始は本多、日置。中野、八尋両氏は食担?で留まる。ザイルをルーフの真下迄押ばし、時間切れ(暗くなったので)退却。へッタンで帰路途中、本多氏悲鳴と共に落下?。幸い懸垂体勢だった為、事無きを得る。晩は焚き火を囲みながら、酒(不足の?)宴会その2。明日に備え早めの就寝は健康生活そのもの。朝一フィックスを辿りハング下まで到着。すると横からポッポのコテッちゃん/宮本ちゃんPが現れ、先行されて仕舞う。お陰でゆっくり見せて貰えました。2人共30分程で突破、さすが一流。我々は時間の関係上、写真撮影のみに止どめる。4ピンまで伸ばし帰還。この辺は思ったより角度が有り(120〜50°)足が付ける、楽勝です。中程の平行アブミ点が遠く、最核心らしい。宮本君もフルパワーで乗越して行った。フィフィが外せないと難儀するらしい。時問が有れば挑戦して見たいところだが、今日は仕方無い。次回チャンスに譲る事にする。ガスって来た。ポッポ隊も帰阪日が今日と言う事で1ピッチで降りて来た。我々も残置して置いたフィックスを懸垂に代えて下降開始。10時テン場着、後、壁に別れを告げる。下山道ではワンゲルの強み?八尋君が先頭で引っ張る。壁の女王と立場逆転?。女王も谷では押されぎみ?だ。2時間強掛かってダム下へ。タクシーを廻して貰い七倉駐車場。中野さん風呂有りを聞き込んで来る。七倉山荘の風呂で汗を流す。シティボーイ?、シティギャル?シティジジイ?への変身代500円也。中央道は混んでなかなか走れ無かった。その上、名神養老で事故通行止めの速報。迷わず名阪ヘ移る。こちらは順調に走れ大阪へは夜10時着。八尋君梅田10時半がタイムリミットとの事で途中下車、地下鉄へ走る。他は平野駅解散。費用は一人1?,000円で3日間、楽しく遊べました。皆さん有難御座いました。
(日置)
